上海現代アート&ブックフェア現地レポート:安藤瑠美

こんにちは、レタッチャーの安藤です。

2019年5月17~19日の3日間で開催された上海アートブックフェア「UN Fold 2019」へ、作品集を出品しました。

「UN Fold 2019」は今年で2回目となる国際的なアートブックフェアで、現地の方だけではなく世界中から参加者が集まるイベントです。


タイトル:「TOKYO NUDE」photo&retouch:rumi ando

Print : FLAT LAB


作品のコンセプトは、現実から風景を「異化」させること。レタッチとはバーチャルなもの。

大げさな表現というよりは、写真のリアルさとレタッチのバーチャルさの境界線のような絵が作りたいと思いました。

普段、人は風景を「見ている」ようで「観ていない」と感じます。何が自分の中に絵として残るのだろうかという感覚を、もう一度感じ直すためにこの作品を制作しました。


■中国での熱気を感じた3日間

上海のアートブックフェア「UN Fold 2019」は注目度が高いのか、初日からとにかく人であふれていました。

さすが上海!

レタッチのコンセプトや制作過程など細かく聞かれるわけでもなく、情熱のままに「とてもいいね」と感情をぶつけてきた方も多かったです。












ちなみに、中国で開催されているアートブックフェアは、今回の上海アートブックフェア「UN Fold 2019」のみ。

上海は、中国の中でもアートに関連するギャラリーや街が多く存在し、アートに関心の高い人たちが特に集まるスポット。

会場として選ばれた「M50」はもともと廃墟だった場所で、そのような建物を新しくアートの拠点にしてしまうことも多いのだそう。今回はM50内に7会場もの特設ブースを設置していました。

他にも西岸というアートエリアがあって、あいた時間にのぞいてみた「香格納画廊」も、ギャラリーと名前は付いていますが、大きさは美術館並みで世界中の作家の作品というよりは国内作家の作品を扱うことが多く、アートを売ったり買ったりする文化がかなり盛んだと思いました。



また、東京だとほしい本はすぐ買うことができますが、中国ではさまざまな規制があって写真集のような本が手に入りにくいそうです。

そんな理由もあるのか、アートブックフェアのように直接手に入るアートへの関心は高く、特に若者たちは常に新しい表現に飢えていると感じました。

現地の人から自分の作品に対するナマの声・熱い思いが伝わってきて、今後の作品制作へのいい勉強になりましたし、実りのある3日間だったなと思いました。


安藤 瑠美 (文:邑楽香予)


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